こんにちは、ローグライク愛好家の垂れ目コアラです。
今回は「デッキ構築型ローグライク」ブームの火付け役である「Slay the Spire」の紹介です。
自分の評価としては以下の通りです。
- 総合評価:
- 面白さ:
- 難易度:
- 中毒性:
- 運要素:
- 1プレイ時間:
結論からいいますと、めちゃくちゃ面白い傑作ゲームです。
完成度が高く、まだ「ローグライク」をプレイしたことがない人にもぜひプレイして欲しいです。
他ゲームで「デッキ構築型ローグライク」というジャンルを知った人にも自身を持ってオススメできます!!
「Slay the Spire」は、ローグライクで個人的に一番大事な「中毒性・リプレイ性」がしっかりと作られています。
運と戦略性がうまくかみ合わさっているので、ついついもう一回プレイしたくなります。
気づいたら自分は300時間以上プレイしていました・・・
それでは、レビューをどうぞ。
- デッキ構築要素が面白い
- リプレイ性・中毒性が高い
- 難易度設定が絶妙
- 1章クリア後のレリックの選択肢が少ない
- 初手の手札次第で負けることがある
作品概要
リリース日 | 2019年1月24日 |
ジャンル | デッキ構築型ローグライク |
対応機種 | PC / PS4 / Switch / Xbox Series X|S / Xbox One /iOS / Android /Mac |
レビュー時点のプレイ時間 | 340時間 |
レビュー時点でのプレイ状況 | 4キャラとも難易度20到達 |
1回当たりのプレイ時間 | 30~60分(最後までクリアの場合) |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | V2.3.4 |
「Slay the Spire」のゲームの流れ
引用:「Slay the Spire」Steam ストアページ
「Slay the Spire」は敵を倒したり、イベントをこなしたりすることで、以下のものが入手できます。
- カード:デッキに入れるもの、アップグレードで強化可能
- レリック:永続的に効果を発動するもの
- ポーション:一時的に効果を発動する使い切りのもの
これらを使って、デッキや自身を強化して3章(+隠しボス)のクリアを目指します。
良かったところ
デッキ構築要素が面白い
引用:「Slay the Spire」Steam ストアページ
「Slay the Spire」は、ゲームのキモであるデッキ構築要素が非常に面白いです。
一見ぶっ壊れに見える強いカードも存在します。
しかし、「デッキ構築」が上手くいっていないと、あっさりと負けてしまうこともあります!!
デッキはイベント・戦闘後にランダムな3枚のカードから1枚を選び作っていきます。
「ビルドの方針を変えるのか」、「カード同士やレリックとのシナジーはどうか」、「今の状況に必要なカードなのか」・・・
その際にデッキの状況やレリックに応じて、柔軟にデッキをつくっていく必要があります!!
また、カードを追加しすぎてしまうと、狙ったカードが引きにくくなります。
単純に強いカードを入れていけば勝てるというわけではありません!!
ショップでカードを除去したり、あえてカードを追加しないといった選択も必要です。

「デッキ構築」要素が非常にバランスが良く、面白い要素と思いました!!
リプレイ性・中毒性が高い
引用:「Slay the Spire」Steam ストアページ
「Slay the Spire」は、プレイごとにまったく違う体験ができます。
初期デッキは同じですが、出てくるルート・ボス・カード・レリックなど全てが違います。
そのため、何回も新鮮な気持ちで挑戦することができます!!
また、プレイしていると下記のようなことがよくおこります。
- 良いデッキができたが、最後のボスにギリギリ勝てなかった
- 中途半端なデッキだったが、なぜかクリアできた
- あまり良いカードがピックできず、序盤で負けてしまった
- ボスを1ターンで倒せるほどのデッキができ、余裕でクリアできた
クリアできた時は達成感があり、負けた時は悔しさでついもう一回プレイしてしまいます・・・
また、キャラは特徴が違う4キャラが使えて、それぞれ戦略や使えるカードがまったく違います。
キャラによって全く違うゲームプレイになるため、これもプレイしたくなる要因です。

1プレイ30~60分ほどなので、ついついプレイしてしまいます!
難易度設定が絶妙
「Slay the Spire」は難易度が20段階あり、クリアするごとに難しくすることが可能です。
この難易度設定のバランスが絶妙だと思いました!!
最初は難易度0でも、かなり難しく感じると思います。
実際自分もクリアするまで何度も何度も挑戦しました。
「難易度上げるなんて無理だろ」と思っていました・・・
しかし、内容を見たら「もしかしたらクリアできるかも」と思えるような調整になっています!!
道中の敵やボスが強くなったり、自身にデバフがかかったり、ゴールドの入手量がへったり・・・
少しだけ難しくなっていくことが積み重なっていくため、慣れれば連続クリアも可能です!!

自分は気づいたら最高難易度まで到達するまでやりこんでいました・・・
気になったところ
1章クリア後のレリックの選択肢が少ない
引用:「Slay the Spire」Steam ストアページ
章ごとのボスを倒すと、特別なレリックが3択から選べます。
1章のボスを倒した後は、エナジーを増やすレリックを選ばないと、2章の難しさがまったく違うと思いました。
※エナジー:カードを使うマナのこと
使えるカードの選択肢が増え、強いカードも使いやすくなるため、他のレリックはその状況では弱いと思いました・・・

エナジーを増やさないと難しい・・・
初手の手札次第で負けることがある
引用:「Slay the Spire」Steam ストアページ
「Slay the Spire」は5枚のカードを最初に引いて戦闘が始まります。
そのときに弱いカードばかりで敵から大ダメージを食らったり、HP次第では負けることもあります。
デッキを調整する機会は限られているため、運次第ではどうしようもないときが存在します。
確かに、追加でデッキから引けるカードやカードサーチするものも存在します。
しかしそのカードが入手できるかは運であり、手札に来るかどうかも運です。
特に初手に来ない場合は、大ダメージを食らうこともありました!!
遊戯王で「強欲な壺」を相手は使えているが、自分は全く来ないで不利になるみたいな感じです(シングルプレイのため若干違いますが)。
カードゲームなのである程度は仕方がないと思いますが、終盤に起こると若干萎えてしまいます・・・

中毒性があるため、数時間後にはまたプレイしたくなるんですけどね笑
まとめ
本記事では「Slay the Spire」のレビューをしました。
まとめると、「デッキ構築要素が面白く中毒性が高いローグライクゲーム」です。
自分が思う「Slay the Spire」が向いている人は以下の人です。
- いろいろなビルドを組むことが好きな人
- カードゲームが好きな人
- 状況に応じた最善策を考えることが好きな人
ハマってしまうと、時間が溶けていくのでほどほどにしましょう!
様々なプラットフォームでも販売されているため、自分の持っているものに合わせてプレイしてみてください。
また、「Slay the Spire2」が2025年にリリース予定です。
それでは、楽しいゲームライフを。
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